こんにちは、とらたかです。
今回はエリアトラウト用のリールについて初心者におすすめのものを紹介します。
前回も書きましたが管理釣り場で厳しい条件の中でより数多く釣ろうと思うと、やはりタックルを「エリアトラ
ウト用」で揃えることをおすすめします。
いざ釣具屋さんやネットで探して購入しようと探しても種類が多く迷ってしまうと思います。
そこで今回は、おすすめのリールを紹介します。
なので管理釣り場のトラウトルアーフィッシング用のリールを購入したいと思っている初心者の方の参考になれば幸いです。
✔とらたかが初心者におすすめするリールについてまとめました。
・リール選びの条件をしりたい
・エリアトラウトフィッシング用のリールはどんなもの
といった疑問についてお答えします。
自分のルアーフィッシング歴は30年以上ですが、年に数回しか行けないにわか釣り師です。
エリアトラウトルアーフィッシングは5年程前からと浅いですが、そこそこ釣れています。
そんな自分がタックルについて色々調べました。
こういった私が自信を持って解説します。
Contents
1.リール選びの条件
エリアトラウトは比較的小型で軽量のルアーを使用し、小さな当たりが多く、極細ラインを使うため、シビアで繊細さが求められ、扱いやすいスピングリールが基本となります。
より手返し重視であれば、ベイトリールの扱いに慣れている人は、キャストのコントロールが付けやすい、ベイトリールの中でも軽量なルアーを扱えるベイトフィネスも候補となりますが今回は、スピニングリールを紹介します。
エリアトラウトでは軽量ルアーをきちんと投げることが出来、様々なアクションが出来、かつ魚の小さなコンタクトを確実に捉える感度を要求されるため、高性能のスピニングリールが必要です。
スプーンなどのトラウト用ルアーは波動が小さく、リールの回転が重いとルアーの動きや魚のアタリを感じにくくなります。なるべく回転が軽く滑らかな巻き心地のリールを選んで下さい。
ごろつき感があると、アタリが取れないです。また、ハイギアであること。ローギアより巻く力が弱い分、水流の変化など水中の情報をより正確に伝えてくれます。
細いラインでトラウトとやり取りするため、スムーズなドラグの滑り出しが重要です。
- 自重
- スプール
- 番手
- ドラグ
- ギア比
上記5点に重点を置いて選びます。
➀自重
- 自重はできるだけ軽いものを選びましょう。
- 軽い方がトラウトの小さな当たりを捉えやすいです。
- エリアトラウトでは、キャスト、アクション、リトリーブを何度も何度も繰り返します。ロッド同様、軽ければ軽いほど疲れにくいです。
- ルアーが軽くラインが細いエリアトラウトは、リールに大きな負担がかからないため、剛性よりも軽さを重視して下さい。
- 自重が軽いリールは、価格が高くなる傾向があります。予算と相談しながら選びましょう。
➁スプール
- ラインが巻かれる部分を「スプール」と呼びます。
- 細いラインの使用に適したシャロースプールと呼ばれる浅溝タイプや超浅溝タイプを選びましょう。
- 番手の後にSが表記されたものがそれに該当します。表記がないものはナイロン3lbで100m程度の糸巻量のものを選ぶと良いでしょう。
➂番手
- スピニングリールの大きさは「番手」と呼ばれ、数字で大きさが表されています。厳密には番手=糸巻き量ですが、大きさを表していると考えて問題ないです。
- 番手は数字が大きくなるほど大きなサイズであることを表しています。
- エリアトラウトフィッシングでは、軽いスプーンなどのルアーを使用するため、細いラインを使用します。太くても3lb程度をラインを100mぐらい巻けるサイズで十分です。
- エリアトラウトに適しているのは、自重が軽く、ラインが3lbを100m程度巻ける1000番や2000番と言われる小型番手です。
- 小型番手のように自重が軽いとハンドルを繊細に巻けるため、アタリを取りやすくなります。
➃ドラグ
- ドラグとは設定値以上の負荷がかかるとスプールが回転して、ラインが送り出される機能の事をいいます。
- このドラグ機能があることでラインに過度な負担を掛けないようにでき、細いラインでも魚と上手にやり取りができます。
- 細いラインを使うエリアトラウトではリールのドラグ性能が大変重要になります。
- リールにはドラグが標準搭載されていますが、激安リールに付いている形だけのドラグでは役に立たないため、信頼できるメーカーのリールを選びましょう。
- ドラグの微調整が可能なものを選びましょう。微調整が可能なものは、最大ドラグ力が低いリールです。
- ドラグの設定値は、ロッドにラインを通した状態でスプール上部のドラグノブを締めたり緩めたりして調整し、ライン強度の約1/3の負荷で送り出せるようにするのが基本です。
- ドラグノブを少しづつ回し、ちょっとの変化でもドラグの効きが変わる高性能のドラグを選びましょう。
➄ギア比
- ギア比とは、リールをのハンドルを1回転させたときにギアが何回転するかを表したものです。ギア比は「5.2」のように表されます。
- 数字が大きければハンドル1回転あたりの巻き取り量が多くなり、数字が小さければ少ない力で楽に巻き取ることができます。
- 基準となるギア比を「ノーマルギア」、ギア比が高くハンドル1回転あたりの糸巻き量が多いリールを「ハイギア」、ギア比が低くハンドル1回転あたりの糸巻き量が少ないリールを「ローギア」と呼びます。
- ノーマルギアは、巻き取り量とパワーのバランスが良く、ルアーも釣り方も問わず使いやすいのが特徴です。
- ハイギアはトラウトのアタリやボトムにルアーがタッチした感触、ルアーの動きがわかりやすい感度の良さがあります。ラインスラックを素早く回収できるメリットもあります。
- ローギアはパワーがあるので巻き心地が軽く安定した巻き取りができ、特にマイクロスプーンのような超繊細に一定速度で巻く必要がある釣りに適しています。
2.エリアトラウトルアーフィッシング用のリールは?
初心者におすすめのエリアトラウトリールを3メーカー、6台紹介します。
丈夫で自重が軽く、ドラグ性能が良く、巻き心地が良いものは価格が高い傾向にありますが今回は、10,000円前後で購入できるコストパフォーマンスの高いリールを紹介します。
➀ダイワ レガリス LT1000SやLT2000S
- 小型スピニングリールの新基準「LT(LIGHT TOUGH)」コンセプトにより大幅軽量化
- 魚の引きに滑らかに追従しながら効き続け、従来よりも滑り出しがスムーズなドラグシステム「ATD」採用
- 飛距離とトラブルレスを実現する「ロングキャストABSスプール」を採用
- 独特の形状により、同等の強度で大幅な軽量化をし、レスポンスの高い回転性能を実現した「エアローター」を採用
- 滑らかな回転がより長く続く「タフデジギア」を搭載
- 下記レブロスより軽量化とベアリング数増加
- レブロスより若干高価だが、ハイコストパフォーマンス
- 自信をもっておすすめできるリールです
自重 | 糸巻量 | 最大 ドラグ力 | ギア比 |
---|---|---|---|
190g | ナイロン 3lb 150m | 5kg | 5.2 |
➁ダイワ レブロス LT1000SやLT2000S
- 小型スピニングリールの新基準「LT(LIGHT TOUGH)」コンセプトにより大幅軽量化
- 魚の引きに滑らかに追従しながら効き続け、従来よりも滑り出しがスムーズなドラグシステム「ATD」採用
- 飛距離とトラブルレスを実現する「ロングキャストABSスプール」を採用。
- 独特の形状により、同等の強度で大幅な軽量化をし、レスポンスの高い回転性能を実現した「エアローター」を採用
- 滑らかな回転がより長く続く「タフデジギア」を搭載
- ハイコストパフォーマンス
自重 | 糸巻量 | 最大 ドラグ力 | ギア比 |
---|---|---|---|
200g | ナイロン 3lb 150m | 5kg | 5.2 |
➂シマノ ナスキー C2000SやC2000HGS
- 滑らかな巻き心地を可能にした「HAGANEギア」
- 負荷に強い軽快なリーリングを保持する「Xシップ」
- 滑らかな回転性能、静粛性を伴った巻き心地を実現した「サイレントドライブ」
- 水の浸入を制御する「コアプロテクト」
- 上記の多機能を搭載しながらも価格は抑えてあります
自重 | 糸巻量 | 最大 ドラグ力 | ギア比 |
---|---|---|---|
210g | ナイロン 3lb 125m | 3kg | 5 |
➃シマノ サハラ C2000S
- ナスキー同様、滑らかな巻き心地を可能にした「HAGANEギア」
- 負荷に強い軽快なリーリングを保持する「Xシップ」
- リール全体の重心を手元に近づけ、キャストによる疲労の低減とロッド操作性の向上につながる「Gフリーボディ」
- ライントラブル抑制と遠投性能の両立を実現した「AR-Cスプール」
- 以上の機能を搭載し堅牢な作りでクラスを超えたスペックです
自重 | 糸巻量 | 最大 ドラグ力 | ギア比 |
---|---|---|---|
220g | ナイロン 3lb 125m | 3kg | 5 |
➄アブガルシア ロキサーニ2000SH
- 2wayドラグシステム
- デュラカーボンハンドル
- 上位機種機能を多く取り入れたハイコスパモデルです
自重 | 糸巻量 | 最大 ドラグ力 | ギア比 |
---|---|---|---|
206g | ナイロン 4lb 100m | 3kg | 6.2 |
➅アブガルシア スーペリア 2000S
- 剛健なボディ
- 2wayドラグシステム
- 上記性能を充実したモデルで初心者向きです
自重 | 糸巻量 | 最大 ドラグ力 | ギア比 |
---|---|---|---|
225g | ナイロン 4lb 100m | 3kg | 5.2 |
3.迷ったら?選び方をまとめました
【ロッド編】でもなるべく軽いものを選ぶようにおすすめしましたが、リールも同様で自重が軽いものをなるべく選びましょう。
ただ、軽い機種は高価なものになるので、予算と相談して選んで下さい。
ドラグは、微調整ができる最大ドラグ力が低い機種を選択し、ギア比は迷ったら、ノーマルを選びましょう。
以上から、番手は1000~2000で、シャロースプールタイプの機種を中心に選んでみて下さい。
この記事を読んでエリアトラウトリール選びの参考になって、より楽しめるようになって頂けたら幸いです。